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福八デイリ~「食べ物は生命」
- 2013/10/12(土) 20:09:08
■メーリングリスト:本日の1通目
こんばんは。福八ぷれぜんの八です(^-^)
滋賀県大津市で佐藤初女さんの講演会があって聞きに行ってきました。
初女さんは青森県の岩木山の麓に森のイスキアという場所をつくり、そこを訪れる悩みを抱えた人たちに美味しい食事を食べて、元気になってもらおうという活動をしている形です。
現在92歳の初女さん。
もちろんシャキシャキではないですが、お元気で綺麗にしてらして、今も毎日美味しいご飯を作っていらっしゃいます。
とても穏やかで、丁寧で、ちょっとユーモアがあって。肩の力の抜けた素敵な素敵な女性でした。
初女さんが若い頃、結核を患い、死を覚悟したそうです。しかし薬を止めて美味しいご飯を大切に食べて元気に回復したそうです。
食べるものは全て生命がある。だから食べるとは、食べたものと一緒に生きるということ。
決しておろそかにできないし、大切にしている。
美味しい食べ物は力になるんですよ、と話してくださいました。
[今日のいいこと]
初女さんのご飯はどれも美味しそうなのですが、特におむすびが有名です。
それでよく、おむすびを握る時どんなことを考えたら美味しく出来るんですか?と聞かれるそうです。
それについて初女さんはこう答えていました。
美味しくなれ、と祈るのではなく、どうすれば美味しいおむすびが出来るかと考え、それをしている。
こう言ってました。静な祈りよりも動の祈り。
何故?と考え、やってみること。それをみんなに食べてもらって、良ければ伝えること。
祈りは日々の行いの中でするのがいいと思いますよ、と。
もちろん、食べる人たちに喜んでもらいたい、美味しくなれ、と考えながらおむすびを握るのですが、それよりも行動ですよ、と仰っているようでした。
頭デッカチな自分を反省…。
[今日のキヅキ]
本当に素敵な人は、自分からたくさんなアピールをしないでも、人が集まるのだなぁ、と感じる初女さん。
素朴で静かで丁寧で、たんたんとしていて。
とても沢山の人たちの悩みを聞いてきたような雰囲気はありません。ひたすら穏やかか。
余計なことを考えないと、こんな風に肩の力が抜けるものかなぁ。なんて思いました。
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