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福八デイリ~「古事記のお話」
- 2012/04/01(日) 20:09:09
■メーリングリスト:本日の2通目
こんばんは。福八ぷれぜんの福です(^-^)
日曜日の夜は、いつもロザンの『GAKU-Shock』と言うラジオを聴いているんですが、本日、その番組のゲストが『現代語古事記』の著者・竹田恒泰氏でした。
[今日のいいこと]
「古事記」と聞いて、ん!?と瞬時に反応した私です。
残念ながら、竹田氏の著書は1冊も持っていなかったのですが・・・。
竹田氏はまず、中身のことよりも、「古事記」の存在、作られた経緯自体が素晴らしいのだと語っておられました。
古事記は稗田阿礼(ひえだのあれ)と太安万侶(おおのやすまろ)によって編纂されたのですが、この大天才の存在なくしては完成されなかったとのこと。
大天才たる由縁ですが、まず、この稗田阿礼は、一度目や耳にしたことは決して忘れないと言う素晴らしい記憶力だったとのこと。その能力で、日本国中に伝承される皇族の話をすべて習得し、語ったとのこと。
その稗田阿礼が語った内容を、文字に起こし古事記と言う書物にしたのが、もう一人の大天才・太安万侶とのことです。
「稗田阿礼が語ったのを文字にしただけでしょ?」って思いますよね?
実は当時、文字は漢字しかなく、「漢文」で書かれるものだったのです。
つまり、「表意文字」としての文字しかなく、「表音文字」がまだなかったとのこと。
人々が発する日本語をどうやって文字で表記するか、所謂、漢字と平仮名・片仮名のミックスの原型を初めて確立したのが、太安万侶なのだそうです。
改めて、本当に凄い書物なんだなぁヽ(*´∀`)ノ
[今日のキヅキ]
「古事記」には、日本の建国について書かれており、日本人のルーツがわかるのですが。
竹田氏曰く、世界を見ると、通常、建国には必ず戦争がつきものなのだが、日本だけは、話し合いで建国がなされた、とても珍しい例だと言うのです。
つまり、日本のルーツは「和」なのだと。
日本の素晴らしさが詰め込まれている書物。ますます興味が湧きました。
竹田氏の書籍、レビューも高評価だし、ぜひ読んでみたいと思いました(*´∀`*)
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この記事に対するコメント
いやしかしまず、ラジオでここまで聞き覚えちゃう福ちゃんにビックリです(*_*)
そして、え~!?
古事記を記すために日本の文字が生まれた、ちゅーことですか(☆ー☆)?!
古い…
そんな昔から征服ではなく話し合い、和のクニ日本。
ちょっとヒドイことがあっても簡単にデモに訴えないだけあります。昔からなんですね。
飛び抜けて素晴らしい魂のご先祖まさに感謝だなぁ。
また仰天の話を聞かせてね!