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福八デイリ~「初、Mr.ビーン」

  • 2012/01/16(月) 20:09:09

■メーリングリスト:本日の2通目

こんばんは。福八ぷれぜんの福です(^-^)

映画『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』がTVで深夜に放送されていたので、思わず録画しておきました。


[今日のいいこと]

『Mr.ビーン』シリーズは、きちんと見たことがなかったのですが、この映画は何気に気になっていました。
公開当時、雑誌やポスターを目にしたのですが、必ず笑ってしまうんですよね。なんちゅー、破壊力!!タイトルも気になり、見たいなぁ~、とは思っていたんです。

録画していたものを、早速見ました。

カンヌへの旅行券とビデオカメラが当たったビーンが、いざカンヌに向かうのですが、その道中がもうハチャメチャ。
他人を巻き込むし、次から次へとトラブル発生。ビーンのせいで父親とはぐれた子供と一緒にカンヌを目指すんですが、世間では誘拐犯と思われて指名手配されちゃうし。
そんな大変な状況にもかかわらず、ずーっと道中、ビデオカメラを回し続け、あくまでも旅行気分なビーン。
途中、映画の撮影現場に迷い込み、撮影をめちゃめちゃにし(監督は怪我して病院行き)、その撮影現場で知り合った女優の卵の女性も加わり、いざカンヌ映画祭へ。

上映会場では、例のビーンが怪我をさせた監督の作品を上映中。(怪我は軽傷だったもよう)
その作品は、監督自らが主演し、延々と監督自身(刑事役)がアップで写っているだけのもの。(完全なるナルシスト映画)
食い入るように見ているのは監督のみ。観客はみな退屈そうで、あくびをする者や、寝出す者も。
その作品に出演した例の女優の卵は、会場で自分の出演するシーンを楽しみにしていたのに、バッサリカット。落胆した彼女のために、ビーンは映写室に忍び込み、自分が道中に撮ったビデオカメラを映写機に接続すると、活き活きとした彼女や子供の姿がスクリーンに映し出される。
くしくも、本来の映画の音声は、愛しい人を別の男性に奪われ、喪失感に打ちのめされた主人公が、在りし日の幸せの日々を回顧するものと見事マッチ。観客はそれが本編と疑わず、みな、食い入るように見だす。

しかも、子供の父親は、カンヌ映画祭の審査員の一人である有名監督で、てっきり誘拐されたと思っていた子供がスクリーンに満面の笑みで映し出され、そしてスクリーン裏から登場するというサプライズ。

観客はスタンディングオベーションwww
これには、当初、映像をすり替えられ激高していた監督も、話を合わせ、映画とビデオムービーとの融合とかなんとか都合良く受け答え。

女優の卵は一躍主演女優で大注目!

そして、当のビーンは・・・念願の、カンヌの美しいビーチに到着し、バンザーイ!!

本当に、行く先々でみんなに大迷惑をかけるビーンが、最後蓋を開けてみれば、みんなをハッピーにしていたというwww
ただのコメディ映画と思っていたら、見終わったあと、めちゃめちゃ温かい気持ちになりました。

よくよく考えたら、ビーンは、ほとんど言葉を発してないんですね。
とは言え、他の出演者は普通にしゃべっているから、無声映画ってわけではないんですが。

見終わった後から後から、とっても凄い作品だったんだ、とジワジワこみ上げてくるものがありました。

ちなみに、このMr.ビーン役のローワン・アトキンソン氏は、この作品の原案に携わっているのはもちろん、ハチャメチャなようで、アドリブは一切なく、ちみつに計算された作品作りに徹しているそうです。
チャップリンの影響も受けているとのこと。なるほど。

[今日のキヅキ]

良いことを知ったら、誰かに言いたくなりますよね?
まさか、Mr.ビーンでこんな衝動にかられるとは!(笑)
みなさんも、ぜひっ!!

他の作品も、見てみたいな。

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