福八デイリ~「今年最後のご挨拶」
- 2011/12/31(土) 23:39:00
■メーリングリスト:本日の2通目
こんばんは。福八ぷれぜんの福です(^-^)
さぁ、今年も残すとこ、いよいよ30分を切りました。
実家にて、おそばも食べたし、父もとっくに寝ちゃったんで、一人静かに年越しです。
本当に色々あった一年でした。
母との悲しい別れもあったけれど、それから学ぶこともいっぱいあったし、人って基本、成長できる生き物なのだと思いました。
そんなふうに思った今日、とある地方紙に掲載された、東日本大震災関連のあるエピソードを知りました。
震災の影響で物流が止まり、書籍が入荷されなくなった仙台市内のとある書店でのお話。
震災のわずか3日後から、とりあえず在庫だけで店を再開したとのこと。
近所の人から「当然TVでは連日震災関連のニュースばかり。子供に漫画や絵本を見せたい。いつお店を開くの?」と尋ねられたのがいち早い再開のきっかけだったそうです。
お店を開くと、新刊の漫画、特に『週刊少年ジャンプ』を求める人が多かったとのこと。しかし当然、週刊誌は入荷されません。
すると、震災から10日後の3月21日。来店した男性が「他の人にも読ませてあげて」と、山形市で買った最新の『少年ジャンプ』を置いていかれたそうです。
そして、お店に「ジャンプ読めます」と言う張り紙をしたところ、来店した小中学生らが次々と回し読みを始めたのだそうです。
震災の1ヵ月後までこのジャンプは読み継がれ、最後には、表紙はめくれ、一部インクも消えた状態だったそうです。
相手のことを思いやり、今あるものを大切できる。素敵なエピソードだなぁ。
そして後日、この話が出版元の集英社の耳に入り、現在そのジャンプは『伝説のジャンプ』として額装され、編集部に飾られているとのことです!!
さてさて、福八の皆様。
本年は、毎日楽しいひとときを共有できて本当に楽しかったです(´▽`)
来年もますます素晴らしく楽しい一年でありますよーに!
そしてそれを、またまた共有できますよーに!
良いお年を~(*^▽^*)